ダッシュボードの使用(Pro)
複数のプロジェクトを管理している場合は、それらのプロジェクトが順調に進んでいること、そして共有リソースが正しく割り当てられていることを随時確認する必要があります。OmniPlan Pro では、複数のプロジェクトの管理や参加を容易にするためにダッシュボードを使用できます。
OmniPlan のダッシュボードファイル(.opld)は、複数のプロジェクトの要約を同時に表示するウインドウです。保存したダッシュボードファイルには、そこに追加したプロジェクトがすべて保持されるため、それらのプロジェクトを並べてすばやく比較できます。
新しいダッシュボードを作成するには、「ファイル」>「新しいダッシュボード」(Shift-Command-N)の順に選択し、OmniPlan プロジェクトファイルをそのダッシュボード上にドラッグします。

そのダッシュボードは今後のために専用の .opld ファイルフォーマットとして保存できます。また、作成できるダッシュボードファイルの数には制限がないため、複数のプロジェクトをさまざまに組み合わせて、ユニークなダッシュボードをいくつでも作成できます。ダッシュボードで共有しているプロジェクトに変更を加えると、その変更はすぐにダッシュボードに反映されます。ただし、ダッシュボードインターフェイスからプロジェクトそのものを直接編集することはできません。
新しいダッシュボードを作成する
新しいダッシュボードを作成するには、以下の手順で操作します。
- 「ファイル」>「新しいダッシュボード」(Shift-Command-P)を選択します。
をクリックして、そのダッシュボードにプロジェクトを追加します。このボタンをクリックすると、目的の OmniPlan プロジェクトを見つけて選択し、それをダッシュボードに追加するためのフォームが開きます。別の方法として、Finder からこのウインドウに OmniPlan プロジェクトファイルをドラッグすることもできます。
ダッシュボードでプロジェクトをレビューする
ダッシュボードにプロジェクトを追加すると、それらのプロジェクトは複数の行で表されます。これらの行には、プロジェクトの要約版ガントチャートが含まており、完了した作業とこれから行われる作業を表すために濃い色と薄い色が使われています(ダッシュボード全体を通して 1 つのプロジェクトには同じ色が使われます)。
ダッシュボードの「プロジェクト」列を見ると、プロジェクトの要約情報(プロジェクトインスペクタの内容に類似)をすばやく確認できます。この最初の列は、ヘッダの区切り線を左右にドラッグして、その幅を変更できます。

特に設定を変更しない限り、ダッシュボードに追加したプロジェクトには、そのプロジェクトの「実績」タイムラインが表示されます。ただし、「実績」をクリックすると、そのプロジェクトに現在設定されている基準のリストが表示されるので、代わりにダッシュボードに表示する基準スケジュールを選択できます。

プロジェクトを表す行の他にも、自動的に生成された追加の行(アイドル時間のグラフ)が表示され、そのプロジェクトのリソースが他のタスクに対して利用可能となる時間が示されます。アイドル時間の白いバーは過去の未使用時間です。濃いグレーのバーは将来の使用可能な時間を示します。

「ダッシュボード」ウインドウの下部には、メールアドレスが割り当てられているリソースのリストが表示されます。各人員の横には、その人員の空き/予定あり状況を示すダイアグラム式のバーと、ダッシュボードに含まれている各プロジェクトに割り当てられた作業時間とアイドル時間を示す参照円グラフが表示されます。
をクリックすると、「ダッシュボード」ウインドウの表示メニューが開きます。このメニューには、以下のオプションがあります。
- プロジェクトの概要—ガント比較ビューまたは棒グラフビューのいずれかを選択します。この棒グラフビューでは、プロジェクトの時間的な流れが表示され、タスクバーの高さは完了するのに必要な作業時間量に基づいて決まります。
- 表示:プロジェクト統計—開始日/終了日、所要時間、差異、完了、コストなど、ダッシュボード上のプロジェクトに関する詳細の表示と非表示を切り替えます。
- 表示:リソース—「ダッシュボード」ウインドウの下部にプロジェクトリソースのリストを表示するか、またはそれらを非表示にします。
- 時間スケール—あらかじめ設定された時間範囲のリストから、ダッシュボードを表示する時間枠を選択します。選択肢には、「すべてのタスク」(すべてのプロジェクトのすべてのタスクが収まるようにスケールを自動調整)、「今日」~すべてのプロジェクトの「終了」、「今月」、「今四半期」、「今年」があります。別の方法として、「カスタム」を選択して自分の好きな日付を指定することもできます。
プロジェクトの書類アイコンをクリックすると、ダッシュボードからプロジェクトを直接開くことができます。ダッシュボードに含まれているプロジェクトファイルに加えた変更は、即座にダッシュボードに反映されます。したがって、そのプロジェクト(プロジェクト間でリソースを共有している場合は複数のプロジェクト)への変更の効果をすぐに確認できます。
プロジェクト間でリソースを共有する
ダッシュボードの力が最大限に引き出されるのは、ダッシュボードに含まれているプロジェクト間でリソース負荷の公開/照会機能を利用しているときです。

共有サーバリポジトリ上にある複数のプロジェクト間でリソース負荷のバランスをとるとき、リソースの共有状態が認識され、リソースとそれらのリソースが関与しているプロジェクト間の交わり部分がウインドウ内に表示されます(上の例のように、作業時間が同時に 100% になることもあります)。このようにリソースが過負荷状態(またはアイドル状態)になっている場合は、その状況を判断し、必要な変更を行ってプロジェクトが最大効率で順序よく進むようにします。
ダッシュボードをプリントする
ダッシュボードを希望通りに設定し、それを他の人と共有する場合は、「ファイル」メニュー(Command-P)からそのダッシュボードを直接プリントできます。

ダッシュボードのプリントオプションはとてもシンプルです。macOS のすべての標準的な書類と同様に、ダッシュボードをプリンタに送信するのではなく、PDF 形式で保存することもできます。標準のページ設定コントロールも使用できます。
ダッシュボードをプリントする際に最も重要なことは、表示されているままにプリントされるということです。つまり、プリント時の「ダッシュボード」ウインドウの寸法と内容に基づいて、プリントプレビューの内容が変わります。
プリントしたダッシュボードのページ幅は、ウインドウの内容がちょうど収まるサイズになり、横方向に 1 ページを超えることは絶対にありません。ただし、縦方向には 1 ページを超えることがあります。縦方向に 1 ページを超える量が多すぎると思われる場合は、ダッシュボードの表示メニューでプロジェクトの統計量やリソースの表示を無効にすることを検討してください。